50代で子育て専業主夫になった私の日記

50代で初めての長男が誕生し、何もかもが180度変わりました。そんな初めての世界に感じたことを気分転換も兼ねて日々綴っているブログです。

SNSの時代でキラキラ毎日を生きるために必要なこと

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昨夜の夜中、急にインターネットがつながらない!と思ったら、よくよく思い出してみるとその時間は、光回線のファイバー敷設の工事の日だったので、一瞬またトラブル?と焦ってしまった小心者のボイジャーです。

 

光回線も、私が知らないうちに最近では、通信速度が2G、5Gは当たり前で今や10Gになろうとしています。

 

昨夜の工事は、その10G対応の工事だったようです。

 

工事の方も、ま夜中のお仕事本当にお疲れ様ですね。

 

さて、あらためてお話しするまでもなく、世の中は今や地球上のほとんどの場所へインターネットを介してバーチャル訪問できる便利な世の中になりました。

 

また、普段の生活もインターネットを介したパラリアルな日常が徐々に皆さんの生活に自然に入り込んできています。

 

パラリアルとは、簡単に言うとネット上のバーチャルショップや参加型ゲームのようなリアルの人間がインターネットを介してバーチャルな世界に入り、物を買ったり、サービスを受けたりするリアル社会と仮想社会が合体した社会のことです。

 

具体的には、最近でいちばん有名なのは「バーチャルマーケット4」かな?

 

バーチャルマーケット4は、雰囲気がコミケのバーチャル版のような感じで、売られている物は、アバターの衣装や小物などが多い感じですね。

 

個人的には全く興味はないので、あまり深くまで見ていませんが、来場者数は70万人超で世界最大規模だとか。

 

このバーチャルマーケット4に参加している企業は、ICT関連やゲーム企業ばかりではなく、三越伊勢丹やセブン&アイ、アウディといったリアル物販大手の会社も参加しているところを考えると、この技術がごく近い将来、渋谷109の洋服ブランド店「WEGO(ヴィーゴ)」のように、リアル店舗の中で自社のバーチャル店舗の商品やサービスを売るのが普通になるのかも知れないですね。

www.coindeskjapan.com

このように大手企業が注目している新しい技術が加速する中、私たちにとって一番身近なインフラは、SNSだと思います。

 

今回は、このSNSと私たちの日常生活のかかわりについて、どのように使うとみんなhappy!になるのか?ちょっと考えてみました。

 

SNSは、まだ人類にはうまく使いこなせないツール?

周りを見渡してもLINEやTwirrerといったSNSツールって、皆さん当たり前に使っていますよね。

 

中学生の姪っ子なんかi-Phoneで撮った家族の写真や動画を、バックミュージックを付けて動画形式の1本のフォトアルバムにしてLINEで送ってきたりします。

 

それに触発されてか、妻の母もスマホデビューで、今やLINEのヘビーユーザー。

 

みんな凄いです!

 

そのような中、大学の教授に“SNSは、まだ人類にはうまく使いこなせないツール”と言わしめた女子プロレスラーの自殺の話を1週間前に耳にしました。

news.yahoo.co.jp

 

自殺の原因は、SNSに寄せられた多数の誹謗中傷

 

内容は、他記事に譲るとして、SNSに寄せられた誹謗中傷の送り主は当然、匿名でどこの誰ともわからない人です。

 

ネットで一度炎上すると、見るにも耐えない言葉を送ってくるゾンビコメンター増殖し、個人のマインドをどんどん蝕んでいきます。

 

理由は、どうであれ匿名で馬事雑言を送るのは、見知らぬ相手に隠れながら寄ってたかって石を投げつけるようなものだと個人的には思います。

 

このようなシーンは、趣味で私は韓国の時代ドラマをよく見るのですが、その中で無実の罪に陥れられた主人公に民衆が石を投げつける場面があるのですが、同じように感じますね。

 

まぁ、ドラマなのでというところはあると思いますが、今も昔も人間って同じことをしてるなぁと思うわけです。

 

同じような話は、この他にも結構あると思います。

 

前職が公立小中と私立中高の情報分野の教職員だったのですが、生徒の間でもLINEの“外し”と呼ばれる、ある日突然所属しているLINEグループから強制的に外されると言ったことや、日ごろ親しいはずの友人から、突然、辛辣な言葉が送られてくると言った問題が後を絶ちませんでした。

 

また、専業主夫に入ってからも、グランピングスタッフを夜勤でやっていたのですが、そのスタッフ間の仕事のやり取りをLINEグループでやっていました。

 

そして、理由はわかりませんが、フロントの女性をマネージャーがある日突然、LINEの外しをしたんです。

 

その女性は、理由がわからず、引きこもり&鬱になってしまい職場を去りました。

 

後日、その女性とマネージャーはそりが合わなかったとのことで、新しいフロント見習いが入ってきたのを機にそのような行動に出たらしいのですが・・・。

 

この女性と私は、たまに顔を合わせる程度だったのですが、とても仕事に前向きでよく気が付いて、人の心を察する20代だったので、悲しかったですね。

 

 本来、技術は人の生活を助け、楽にして、幸せにするものだと思いますが、なぜ、このような本末転倒が起こるのでしょうか?

21世紀の高ストレスで自由な社会の本性

21世紀に入り、日本は、これまで以上に新自由主義の色濃い世の中へと進んでいきました。

 

新自由主義とは、簡単に言えば国の規制緩和による民営化推進です。

 

これまで、国がコントロールして運営したものを、民間企業に移し、企業は自由競争で今まで以上に利益を上げてくださいということです。

 

そのため、企業に働く派遣社員に関する規制をも緩和したため、多くの企業は派遣社員を大幅に増やし、現在に至る派遣社員の増大に伴う、労働者の賃金格差社会が誕生しました。

 

そのような社会の流れの中で、就職氷河期があり、リーマンショックの影響があり、経済格差社会は、開く一方で今日に至っています。

 

規制が緩和された資本主義社会の中では、一見、どんなことにでも挑戦できるという自由さはあるものの、成功者となるためには、すべて一から自分で予測し、考え、選択して実行する必要があり、当然、失敗リスクもすべて自己責任です。

 

そのような社会の中で、インターネット技術は確実に進み、現在の日本では、その最先端技術を小学生でさえ簡単に手にすることができちゃいます。

 

職場で同じ仕事をしていても、正社員と非正規労働者の壁は厚く立ちはだかり、それは、ダイレクトに収入格差と雇用の不安定さを表しています。

 

この現実を改正しようと、改正派遣法なるものがでてきましたが、企業は、抜け穴を突いて、雇い止めの嵐になり、事実上何も変わっていません。

 

その辺りから生じる満たされない労働者の日々の不平不満を持ったものが、もろ刃の剣を手に入れた時、悲劇は起こるのだと思います。

 

それでは、どうする?

このような世の中にあって、どのようにすればSNSの時代でキラキラした毎日を生きることができるのでしょうか?

 

学校では、このような状況はよくわかっているので、生徒には情報リテラシーとかメディアリテラシーを時間を割いて、警視庁制作のDVDを見せたり、されるのですが、個人的には、この問題は、それ以前の問題だと思っているんです。

 

それは、私が真剣に大手の企業時代に、取締常務の前で、業務革新をクロスファンクショナブルな見解から業務改善を行う意見を述べる機会の場で、真剣に述べて、失笑され、それでも、私の高校時代から今現在まで変わらず思っていることなんです。

 

それは、“技術の進歩と同様に、人間の精神も進化しなければならない”と言うことなんです。

 

これは、人類の命題だと思うんです。

 

ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、私の終生のスピリッツです。

 

これがなければ、人は技術を享受して幸せにはなれないと思うんです。

 

それでは、それを実現するためには、やはりインターネットとかAIとかいう前に、自分自身を人として研鑽することが必要なんじゃないかと。

 

その実現のためには、禅も良いでしょうし、行動として何かボランティアに必死に取り組むことも良いと思います。

 

まとめ

 

SNSの時代でキラキラ毎日を生きるためには、何よりも自分自身の人となりを高めつつ、相手には、バイアスなしの眼で接することが、自分にも相手にもwin-winなnextを創造できるのではないでしょうか?

 

この姿勢があれば、きっと「技術」は皆にとってキラキラした光輝く毎日を約束してくれるはず。

 

相手を傷つけることは、自分を傷つけること。

 

相手を思いやることは、自分の心が温かくなること。

 

相手が悲しいことは、自分の心にも雨が降ること。

 

今回は、ちょっと堅い話になってしまいましたが、今一度、あの言葉で締めくくりたいと思います。

 

技術の進化とともに、人間の精神も進化しなければならない

As technology advances, the human spirit must evolve as well.

                        by Voyager