こんにちは!息子の春休み明けが待ち遠しいボイジャーです。
息子は、先月24日から4月8日まで春休みです。
例年なら、淡路島とか愛媛の義父の実家に遊びに連れて行くところなんですが、このコロナ禍が一向に収まらないので、自宅で車で1時間ほどのところへマイクロツーリズムしてきました。
マイクロツーリズムとは、ご存じの方もおられると思いますが、あの高級リゾートで有名な株式会社星野リゾートの代表の星野佳路氏が提唱した言葉で、自宅から1時間ほどの近場で観光する短距離観光のこと。
私も、今のところに引っ越して5年目になりますが、まだまだ地元の素晴らしい所を知らないので、今回は、京都府南丹市美山町に日帰りで出かけました。
この美山町、都市部から1、2時間でカジカガエルや鶯の鳴き声が聞こえてくる極上な自然にどっぷりつかることができる所なので、休日平日を問わず京阪神からバイクのツーリングの方やオートキャンプをしにくる人が多いです。
でも、町全体がこういう環境なので、意外と人が混み込みではないので癒しスポットの穴場が多いです。
こんな感じの特になにもない所ですが、お弁当持ちで1日、お日様にあたりながら読書をするも良し、ぼーっとするのもいいですね。
息子は、河原大好きで大満足のようです。
五ヶ荘の桜
美山町に向かう途中、日吉町にある旧五ヶ荘小学校に、あまりに桜が見事だったので立ち寄りました。
五ヶ荘小学校は、今から14年前に閉校になり、今では、地域活性化センター「森の学舎」として建物は、当時のまま使われています。
元々小学校だったので、学校には大きな桜の木が何本も植えられていて、ちょうど満開を迎えていました。
私が住んでいるエリア近辺には、このような昔懐かし小学校が結構あります。
息子もこの桜の美しさに‟わぁ~桜きれい!!”とおおはしゃぎでした。
この青空に映える美しい桜に一息ついて、視線を足元に落とすと、黒豆のような鹿の○○が落ちていました。(笑)
この辺り、夜中になると鹿が普通にいます。
夜中に車道の真ん中で堂々とたむろしている鹿の集団もよく見かけるので、車の運転には鹿と接触しないように気をつけないと、ぶつかった場合、車が大破します。
30分ほど、桜の美しさを堪能して、目的地の美山町に向かって進みます。
誰もが唸る体に優しい芳醇な香りの本物ベーコン
今回の目的の一つは、このお店に行くこと。
「美山おもしろ農民倶楽部」と言います!
いつも玉子とベーコン、ソーセージをここで買います。
我が家から美山おもしろ農民倶楽部までは、車で片道1時間くらいかかるんですが、ここの卵とベーコン、ソーセージ等々と出会ってから、その素晴らしさに魅了され、通うようになりました。
その中でも、私のお勧めはこのベーコン。
本当に絶品です!!
このベーコンは、地元産の豚のばら肉をじっくり熟成スモークしたもので、原材料は、肉の他は、塩とてんさい糖のみ。
塩も沖縄の塩、天草の塩、海の精の3種類が使われていて、てんさい糖は北海道で作られたもの。
このベーコンの特徴は、何といってもパッケージを料理の前に開けると、何とも言えないスモークの良い香りがするところ。
しかも、少しの量でもしっかりベーコンの深い味わいと芳醇な香りがします。
ベーコンの他にも、パンチェッタやヒレ肉のスモーク、ソーセージや美山の地鶏等々、とても多くの種類が置かれています。
こんな感じ。
※店内写真撮影とブログ掲載使用は、事前に店長さんに許可を頂いています。
以前にあの有名な番組でも紹介されていました。
このゆば&豆乳のソーセージも頂いてみましたが、あっさり加減が丁度良いこちらもベーコン同様超絶美味しいソーセージでした。
個人的には、ソーセージは焼いていただくことが多いのですが、この店のソーセージは、ボイルでいただく方が素材そのものの味をより感じることができるように思います。
あくまでも個人の感想です。。。
売り場ゾーンは、こんな感じ。
ハーブティーとかコーヒーも置いてあります。
その横に、イートインができるテーブル席があります。
店内は、もちろん新型コロナ対策万全です。
前回来店時は、ここでお昼にホットドッグやベーコンサンド、妻と息子はさらにケーキを頂きました。
今回は、お昼前だったのですが、やっぱりここの美山産の平飼い玉子のスクランブルエッグが入ったベーコンサンドが超美味しいので頂き、食後にチャイを楽しみました。
チャイは、インド料理が好きなので、よくインドカレー屋さんで締めに頂くのですが、美山牛乳のチャイは、味にしっかりしたコクがあって、スパイスもパンチが効いています。
実に、チャイを飲んだという実感が持てる美味しさと満足感を感じる逸品です。
妻と息子は、お昼は、これから行く河鹿荘で食べるので、今回はパン類はパスということで、その日に販売開始された美山牛乳のソフトクリームを美味しそうに食べていました。
本日も家族共々、大満足でした。
ちなみにお店の詳細はこちら。
火曜日が定休日。
営業時間は、10時から日暮れまで
電話:0771-77-0884
ちなみに店内・敷地内禁煙です。
交通は、一応バスは通ってますが、本数が1日数本しかないため自家用車かレンタカーをお奨めします。
美山の河鹿荘でお昼
お目当ての玉子とベーコンを買って、美山おもしろ農民倶楽部から車で5分の所にある美山町の河鹿荘でお昼にしました。
河鹿荘と言うネーミングから、民宿というイメージをされる方もおられるかも?ですが、民宿と言うよりも自然と里山生活の体験施設と言う感じの所です。
もちろん、宿泊もでき、日帰りの入浴もできます。
早速、河鹿荘のレストランでお花見をしながらの昼食です。
妻は、鹿肉のハンバーグ膳で息子は、お子様ランチ、私は、先ほどベーコンサンドを頂いたので、美山の地鶏と卵の親子丼をいただきました。
窓のすぐ外に満開の桜がきれいで贅沢なひと時でした。
食事を終えて、息子の好きな河原に行くことになりました。
河原へは、隣接する体育館の横にあるキャンプエリアの中を通って行きます。
河原へは、車1台が通れるほどの欄干のないコンクリート製の沈下橋が川にかかっているので、それを渡っていきます。
川の水があまりにきれいだったので、橋の上からパチリ。
河原には、カジカガエルが鳴いていました。
息子がおやつに持ってきたパンを取り出して食べようとすると、上の方からピーヒャララ~の鳴き声が。
と思った瞬間、トビがパンを持って行きました!
鳥は本当に目がいいですね。
3時くらいまで河原で息子と遊んで自然を満喫し、息子もトビにおやつを取られるハプニングはあったものの、大満足でした。
美山一番の観光スポットかやぶきの里で散歩
帰り道にせっかくなので、美山一番の観光スポットのかやぶきの里で息子と散歩をしながら写真を何枚か撮りました。
この弥生時代の掘立小屋のように見えるのは、かやぶきの屋根の葺き替えに使うために天日干ししているカヤです。
この美山では、計画的に年ごとに葺き替えが必要な戸数分のカヤを住民が協力して確保し、葺き替えをします。
このみんなが協力して、一生懸命カヤの屋根の葺き替えをすることを地元では、「てんごり」と言います。
沖縄の八重山諸島では、「うつぐみ」という言葉がありますが、美山にも名前を変えてあるんですね。
まとめ
自宅からちょっと足を延ばしたところにある、ゆったりとした温かな時間が流れる美山町へは、実は妻と結婚する前の年から妻とのデートコースでした。
当時は、美山おもしろ農民倶楽部は、残念ながらまだありませんでしたが。。。
河鹿荘へは、結婚の前の年に私の誕生日に牡丹鍋を食べに行きました。
もう四半世紀前の話です。
その時も、ホスピタリティに富んだ温かいスタッフが対応してくれて、本当にほっこりできる場所でした。
その雰囲気は、今も変わっていないことが嬉しいです。
特に何もない所だけれど自然と人の原点が穏やかに感じられる美山町へは、これからも足を運びたいと思います。